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2分で津波 背後に急な山 稚内市、避難対策に苦慮

 道が公表した日本海沿岸の津波浸水予測図で、地震発生から津波が最短2分以内で到達すると予測された稚内市は、避難対策に苦慮している。稚内の沿岸部は住宅が並ぶ平地の背後に急勾配の山が迫る地形が多く、高台へ短時間で避難することが難しいためだ。市は昨年2月に「津波ハザードマップ」を改定し全戸配布。住民説明会も開いているが、即効性のある妙案はなく、住民の不安は高まっている。

 「冬場に除雪されていない道を登り、裏山に逃げることができるだろうか」。市内西浜地区の二つの町内会長は口をそろえる。日本海に面した約4キロに67世帯124人が暮らす同地区は最大7・3メートルの津波が予想され、第1波の到達時間は6分とされる。すべての住宅が1~10メートルの津波浸水予測区域内にあるが、津波の指定緊急避難場所は神社や廃校になった小中学校などの裏山の高台だ。

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