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四日市公害、最後の元原告が死去 野田之一さん87歳

 大気汚染で初めて企業の責任を認めた四日市公害訴訟の原告患者9人のうち、唯一存命だった野田之一(のだ・ゆきかず)さんが25日午後、気管支ぜんそくのため三重県四日市市の高齢者住宅で死去した。87歳。四日市市出身。

 四日市市の臨海部に形成された石油化学コンビナートに隣接する塩浜地区で漁業を営んでいた1960年代、有毒ガスを含む排煙で大気汚染がひどくなり、四大公害病の一つとされる「四日市ぜんそく」を発症。

 67年、公害病認定された患者8人と共にコンビナート企業を相手に損害賠償を求めて津地裁に提訴、72年の一審判決で被告企業の共同責任が認められ全面勝訴した。

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