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<道知事選>候補擁立、各界に思惑 主要政党混迷「チャンス」

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 4月の道知事選の候補を巡り、市民団体や政界関係者から、これまでと違う名前が出始めている。主要政党の擁立作業が滞り、「チャンスあり」との見方が広がっているためだ。

■のりゆき氏、古賀氏、橋本氏、増山氏…

 一般社団法人「道民のちから改革会議」は月内に、2015年の前回選挙で約115万票を得たフリーキャスター佐藤のりゆき氏(69)に出馬要請する。同団体は、前回も佐藤氏を応援した西村弘行・北翔大名誉教授が理事長を務める。

 佐藤氏は落選以降、政治活動をしていない。立憲民主党を中心とする野党の候補選びが逢坂誠二衆院議員(59)の不出馬で暗礁に乗り上げ、知名度を再評価する向きがある。

 野党系では、安倍政権批判で知られる元経済産業省官僚の古賀茂明氏(63)が道内で政治塾を立ち上げていることもあり、取り沙汰されている。13日の札幌市内での講義では受講者から立候補を促され、「道民がどれだけやってほしいと声を上げるかだ」と語った。

 自民党道連は月内にも、知名度がある鈴木直道夕張市長(37)の擁立を決める方向だ。だが異論もあり、知名度で劣らない橋本聖子・党参院議員会長(54)を挙げる関係者もいる。

 混迷が続く場合を見据え、十勝管内の経営者らは16年の参院選比例代表で落選した増山寿一・元北海道経済産業局長(56)の擁立を模索。本人も前向きだ。

 今月上旬には自民党道議の間で、徳川将軍家19代目に当たる政治経済評論家の徳川家広氏(53)の出馬説が出回った。徳川氏は9日、北海道新聞の取材に「仲がいい人が言っている程度だが、光栄」と述べ、政党などの要請がない限り出ない考えを示している。

 新人対決は03年以来で、この時は9人が乱立、自民党が推薦する高橋はるみ現知事が辛勝した。名前が出ている一人は「全道選挙は組織とカネがものをいう。16年前のように混戦になり、当選ラインが下がれば出たい」と話す。(佐藤陽介)

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