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復興への一歩、大人への一歩 被災3町、13日に成人式

 【厚真、安平、むかわ】「成人の日」の前日の13日、胆振東部地震で大きな被害を受けた胆振管内厚真、安平、むかわの3町で成人式が行われる。式の対象者は3町で計254人。大人として歩み始める節目に被災した若者たちが、郷里の復興への思いを胸に式典に臨む。

■科学技術で社会貢献したい 厚真新成人代表・浅野さん

 厚真町で新成人代表のあいさつに立つ苫小牧高専5年の浅野輝(ひかる)さん(20)は、心に期している。「今の厚真を伝える機会にしたいんです」

 地震が発生した昨年9月6日は、日本海の船上にいた。夏休みに訪ねた京都の祖父母の家から帰るフェリーの中で目覚めると、テレビのニュースに目が止まった。山が崩壊したような空撮映像。「厚真の上空からです」。アナウンスがのみ込めなかった。

 8年前に岐阜市から両親と妹の家族4人で厚真に移住した。その住み慣れた町の田園風景が土砂で埋め尽くされていた。船内の公衆電話はつながり、家族の無事は確認できた。その夜に苫小牧港に着き、厚真に戻った。損壊した家の片付け、生活用水や食事の確保。家族や地域と支え合った。

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