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水草除去でマリモすくすく? 釧路市教委など 阿寒湖の波スピードアップ

 【阿寒湖温泉】国の特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」が群生する阿寒湖(釧路市阿寒町)北部のチュウルイ湾で、釧路市教委などが群生域の沖の水草を除去した結果、湖面の波のスピードが速まったことが分かった。波が速くなれば、マリモが球状に育つために欠かせない湖面下の水の流れが強まる。市教委などは水草除去がマリモの成長につながるかをさらに調べていく。

 北側が森のチュウルイ湾は南や南東からの風によって湖面が波立つことが多く、波による湖水の流れにより浅瀬のマリモが回転しながら光合成して球状に育つ。しかし近年は阿寒湖の水質改善に伴い湖底に水草が増え、風が吹いても流れが妨げられてマリモの生育状況は悪化し、群生域の面積が縮小している。

 このため市教委などでつくる「阿寒湖のマリモ保全推進委員会」は本年度、国の補助を受け3カ年計画で水草除去事業に着手。群生域の沖で風の通り道に当たり、湖底の8割を水草が覆う約1600平方メートルを対象に、昨年8月に約250平方メートルで水草を取り除いた。

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