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「日本の主権」に疑義 プーチン氏、沖縄米軍基地に言及

 【モスクワ小林宏彰】ロシアのプーチン大統領は20日、モスクワで年末恒例の記者会見を行い、日本との平和条約締結交渉について「安全保障問題は極めて重要だ」と述べ、日米安保条約が日本の対ロ政策に与える影響に改めて懸念を表明した。日本では沖縄県民らの反対にもかかわらず、在日米軍基地が拡充されているとも初めて指摘。日米同盟の下、日本が実質的に行使できる「主権のレベル」に疑義を呈し、今後の交渉の中で確認する必要があるとの認識も示した。

 日ロ両首脳は1日の会談で、両国外相を責任者とする新たな交渉枠組みで合意。来年1月中旬にも外相間の協議が始まるが、プーチン氏の発言は日本の外交・安保政策の独立性に疑問符を突き付ける厳しい内容で、交渉は難航しそうだ。

 ロシアは北方領土を日本に引き渡した場合、日米安保条約に基づき米軍基地が建設されることを懸念しており、安倍晋三首相は北方領土を「非軍事化」する意向を口頭で伝えている。

 

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