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駐車場1.4倍に/南西側に新改札口/スロープ新設… 北海道医療大駅改修へ 札沼線廃止覚書調印 当別町、バス利用を促進

 【当別】JR札沼線の北海道医療大学―新十津川間の沿線4町長とJR北海道の島田修社長が20日、空知管内月形町役場で、同区間の廃止に伴う覚書に調印したことで、当別町内では今後、北海道医療大学駅の改修や、代替のバス路線のルート選定などが進められる。

 調印後の会見で宮司正毅町長は「当別町は一部の路線が残る。乗客を増やして北海道医療大学駅までの路線を存続する努力を重ね、今後とも、バスを通じて3町に人の流れをつなげたい」と話した。

 同区間の廃止日は2020年5月7日。町内では北海道医療大学駅より北の石狩金沢、本中小屋、中小屋の3駅が廃止になる。JRは、終着駅となる北海道医療大学駅について、本年度にバスターミナル機能を備えるための設計や調査、測量を実施。来年4月にも改修工事に取りかかる。

 駐車場の一部は、自家用車で駅やバス停に行き、駐車後に鉄道やバスを利用する「パーク&ライド」用とする。このため、南西側の土地を新たに駐車場にする。駐車場面積は、現在の7390平方メートルの約1・4倍の1万390平方メートルとなる。

 バス乗降所は屋根付きで、雨にぬれずに鉄道とバスの乗り換えができる。既存の改札口の拡幅工事を行うほか、南西側に新たに改札口を作り、混雑解消と利便性向上を図る。階段の改修やスロープの新設も行う。

 鉄道の代替となる石狩当別―石狩月形間のバスは1日計18便を予定しており、本年度中に運行ルートや停車位置を決める運びだ。町は現在、町内会への聞き取りを進めている。バスの運行は、特に学生にとって区切りとなる新年度開始に合わせて、20年4月に始めることを検討している。

 このほか、町の人口増に向けた支援策として、JRは石狩当別駅近くに、JRの社員寮兼学生向けのアパートを新設する予定だ。(折田智之)

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