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時速1200キロ超の衝撃波「爆轟」発生か 250メートル先でも被害 札幌爆発

 札幌市豊平区の建物爆発では、200メートル以上離れたマンションの窓ガラスが爆風で割れるなど被害は広範囲に及んだ。専門家は衝撃波を伴った「爆轟(ばくごう)」という現象が発生した可能性を指摘。爆発が大規模になったことについては、不動産仲介業者店舗内で、除菌消臭用スプレー缶の可燃性ガスが大量に噴射されたことに加え、店舗内部に階段がなく気密性が高くガスがたまりやすい構造だったことなど、複数の要因が重なったとみる。

 札幌市消防局によると、爆風の被害を受けた建物34棟のうち、爆発現場から最も遠いマンションは約250メートルも離れていた。早坂洋史・元北大工学部特任准教授(火災科学)は「音速(海面上で時速1225キロ)を超える衝撃波を伴う爆轟が起きた可能性がある」と推測する。

 爆轟はダイナマイトを点火したときなどにも起こる激しい爆発で、発生には室内の可燃性ガスの濃度が高いなどの条件がある。店舗を運営する「アパマンショップリーシング北海道」によると、男性店長はスプレー120本を一斉に噴射し、室内は白く煙るほどだったという。

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