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「聖地巡礼」旭川にファン ゴールデンカムイ人気、ブラタモリも後押し 市博物館の入場者増 神居古潭、冬でも来訪者

 アイヌ民族の少女らが活躍する人気漫画「ゴールデンカムイ」のゆかりの場所を巡る「聖地巡礼」で、旭川市内を訪れるファンが増えている。アイヌ民族の資料を展示する旭川市博物館の本年度の有料入場者数は11月末現在、前年同期を上回っており舞台の一つ神居古潭は観光閑散期の冬になっても来訪者の姿が目立つ。11月下旬に放送されたNHK番組「ブラタモリ」旭川編で神居古潭などが紹介されたことも追い風となり、観光関係者は「これを機に旭川の良さを広めたい」と話す。(久保田昌子)

 漫画は、明治末期の北海道でアイヌ民族の少女や日露戦争の帰還兵が、網走監獄の死刑囚が隠した金塊を探す冒険物語。2014年から週刊ヤングジャンプ(集英社)に連載され、16年にマンガ大賞を受賞、今春テレビアニメ化された。上川管内は旧陸軍第七師団司令部や神居古潭、大雪山系が舞台として登場する。

 ゆかりの場所を巡ってもらおうと、北海道観光振興機構(札幌)は8月19日から道内11カ所を対象にスタンプラリーを始め、上川管内では旭川市博物館(神楽3の7)が選ばれた。この効果もあって同館の4~11月の有料入場者数は1万755人と前年同期比102人増えた。入り口の登場人物のパネル前で記念撮影するファンも多く、杉山一彦館長は「アイヌ文化に関心を持つ人が増えた」と喜ぶ。第七師団の資料を展示する北鎮記念館(春光町)は入館者数に大きな変化はないが、軍服などの資料を熱心に撮影する若い女性ファンの姿が目立つという。

 

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