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国有林銃猟を禁止 石狩森林管理署管内 誤射事故受け

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 恵庭市の国有林で11月、猟銃の誤射で北海道森林管理局恵庭森林事務所の男性職員(38)が死亡した事故を受け、石狩森林管理署は6日、同署管内(石狩管内全域と後志管内の一部)の国有林について10日以降、銃猟での入林を禁止することを発表した。同管理局によると、道内の国有林で誤射を受けて入林禁止の措置をとるのは初めて。

 入林禁止は、事故の影響で国有林内での調査業務などに遅れが生じていることから、作業をする職員の安全を確保するのが目的。今季の可猟期間は来年3月末までで、入林禁止の解除は業務の進捗(しんちょく)をみて判断するという。同署は林道の入り口などに順次、立ち入り禁止の看板を設置している。

 同管理局も6日、狩猟者に安全確認の徹底や法令順守を呼びかける通知文をホームページ上に掲載。同管理局保全課は「他の管理署管内の国有林についても、安全を第一に考え、入林制限を含めた対策を検討していきたい」としている。

 銃猟については、北海道猟友会も道内で趣味目的の狩猟について年内の自粛を決めている。また国有林での自粛は来年3月末まで続ける方針。一方、国有林は食害や車などとの衝突事故が問題視されるエゾシカの生息地でもあり、捕獲ができないことで被害が拡大するのを懸念する声もある。(斉藤千絵)

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