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国内最小?道の駅江差支援を 町、確証ないけど…ネットで改修費募集

 【江差】檜山管内江差町などが「日本一小さい」と自称する「道の駅江差」をリニューアルするため、近くインターネットで資金を集めるクラウドファンディング(CF)を活用する。ただ、CFサイト運営会社から「日本一を証明できない」と指摘され、サイトでの「日本一」アピールは断念。町は、確証がないまま町ホームページ(HP)で日本一を強調し、資金を募る方針だ。

 道の駅江差は1993年開業。木造平屋建てで床面積は約13平方メートルしかない。土産品を販売し観光パンフレットを置いているが一度に数人しか入れず、「目立たないため利用者は減少傾向」(町追分観光課)。

 そこで町は小さいというデメリットを逆手に取って観光振興を図ろうと、11月に日本一小さい道の駅プロジェクト実行委を発足。北大生のアイデアを採用し、眼前の日本海を満喫できる改修を決め、費用200万円はCFで募ることにした。

 町追分観光課の佐々木昭弘主幹は「道の駅のPRにはインパクトが大切。日本一をアピールして関心を持ってもらいたい」と話す。

 ところが、CFサイト運営会社から「証明できず、サイトでは日本一を表示できない」と通告を受けた。

 町は受け入れたが「道の駅マニアからの聞き取りなどの結果、日本一小さいのは間違いない」と判断。町HPでは、あくまで日本一をアピールすることにした。

 道の駅を管轄する国土交通省道路局企画課の担当者は「道の駅をPRする上で規模の大小は必要なのか」と首をかしげる。「日本一を裏付ける国のデータは一切ない。PRは自治体の自己責任だが、『違う』などの指摘を受けないよう注意してほしい」としている。(古田裕之)

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