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感謝の涙 避難所から復興への一歩 胆振東部地震3カ月

 【厚真、安平、むかわ】道内で初めて震度7を観測し、41人が犠牲となった胆振東部地震から6日で3カ月を迎えた。大規模な土砂崩れで甚大な被害が生じた胆振管内厚真町は同日に避難所を閉鎖し、避難者がゼロになった。住民たちは仮設住宅などで復興に向けた生活を送る。同管内安平、むかわ両町でも師走の慌ただしさの中、生活再建が進められている。

 最大で7カ所に1118人が避難した厚真町では6日、避難所2カ所にいた7世帯15人が応急仮設住宅に移り、全避難所を閉鎖。町総合福祉センターでは同日夜、避難者8人が「3カ月間、お世話になりました」などと運営担当職員に感謝を伝え、避難生活を終えた。地震当初から妻と避難していた町幌内の農業小納谷守さん(69)は「多くの人の助けで不自由なく生活できた。新たな気持ちで頑張りたい」と前を向いた。

 厚真、安平、むかわ3町では180世帯398人が応急仮設住宅で生活。厚真町の仮設に夫と暮らす農業栗山文子さん(84)は「友人もたくさん亡くなった。地震のことを忘れた日はない」と振り返る。自宅は全壊したが、来夏に再建できるめどがつき、「春には畑の種まきもしたい。焦らず、ゆっくり生活を取り戻したい」と話した。

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