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北電、泊非常用発電の不良放置 点検体制に疑問の声 地元町村

 【泊】北海道電力泊原発3号機(泊村)で非常用発電機の端子の取り付け不良が2009年12月の運転開始時から放置されていたことが明らかになった。同原発では07年と09年にも別の理由で非常用発電機に不具合が生じた経緯がある。重大事故が起これば甚大な被害が懸念される原発での「凡ミス」に、地元町村からは北電の点検体制に対する疑問の声が上がった。

 原子力規制委が5日に定例会合などで指摘。北電が11月9日に行った点検で、泊3号機の非常用ディーゼル発電機2台のうち1台が動かず、発電機の制御盤で固定されているはずの2本の端子のうち1本が外れており接続不良を確認した。

 北電によると、9月6日の胆振東部地震時に非常用電源が作動した時も端子は固定されていなかったが通電はしており、その後の点検時も発電機は動いたため、11月の点検時まで見過ごしていた。

 不具合について、道や周辺4町村とで締結する安全協定の一環で定める、直ちに公表する事項に該当しなかったとして、22日に北電がホームページでのみ公表。北電は泊、岩内、神恵内、共和の立地4町村には19、20の両日、口頭で連絡したとしている。

 泊村の牧野浩臣村長は「災害時に非常用電源が起動しなければ大変なことになる。北電には危機管理の意識を持ち、点検にあたってほしい」と話す。

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