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平成最後、心込め献上リンゴ箱詰め 黒石

 青森県黒石市の県産業技術センターりんご研究所(今村友彦所長)は5日、天皇、皇后両陛下や各宮家に献上する本年産リンゴの選果・箱詰め作業を行った。1928(昭和3)年に始まった献上は、一時中断を挟んで59(同34)年以降毎年続けられてきた。74回目となる今年は、平成最後の献上となる。

 同研究所によると、本年産リンゴは台風や日照不足など厳しい条件の中での生育となったが、最終的には玉伸び、着色ともに良好に仕上がったという。

 5日、同研究所の研修館では、かすりの作業着に身を包んだ女性6人が作業に当たり、リンゴをガーゼで磨き表面に傷がないか確かめた後、ブラシでつる付近の汚れを落とし、紙などに包み段ボール箱に詰めていった。

 作業に当たった女性(51)は「陛下においしく食べていただけるよう、心を込めて作業した」と話した。

 今年は研究所の構内や黒石市内で収穫したふじ、王林、ジョナゴールド、紅玉の詰め合わせ1箱(10キロ)を、県東京事務所を通じて宮内庁や東宮御所など7カ所にそれぞれ届ける。7日午前には献上先に届く予定。

 今村所長は「平成最後だから特別ということではなく、今年もおいしいと言っていただければうれしい」と語った。

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