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泊3号機の非常発電機不良9年間気づかず 北電、11月発覚

 原子力規制委員会は5日、北海道電力泊原発3号機(後志管内泊村)の非常用ディーゼル発電機で、端子の取り付け不良が2009年12月の運転開始時から約9年間にわたり放置されていたことを明らかにした。今年11月の点検時に非常用発電機が動かないトラブルが起きて発覚した。規制委は原発の運用ルールを定めた保安規定違反にあたるかどうか調査する。非常用電源は停電時などに備えた安全対策の「とりで」とされ、北電の確認体制が不十分だった可能性がある。

 規制委などによると、北電が11月9日に行った点検で、泊3号機の非常用ディーゼル発電機2台のうち1台が動かなかった。発電機の制御盤にねじで固定されているはずの端子2本のうち1本が外れていたことが原因だった。北電はこの事実を同22日にホームページでのみ公表していた。

 端子は通常の点検では取り外さず、過去に交換したこともなかったため、規制委は「09年の運転開始から不安定な状態が続いていた」と指摘。問題の端子は固定されていなかったものの電気を通す導体に接して通電しており、発電機は月1回程度の点検や9月の胆振東部地震に伴う停電時もかろうじて動いていた。

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