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発覚後、もぬけの殻 行方不明46人の住居

 【木古内、知内】「なぜ逃げたのか」―。入管難民法違反で逮捕された中国人の働いていた渡島管内知内町の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設現場で、取材に対応した工事関係者は戸惑いの表情を浮かべた。

 工事関係者によると、逮捕された11人と別の中国人47人の計58人は9月ごろから、太陽光パネルの中国製の土台を修理するため、千葉県の企業から派遣され、工事現場から約17キロ離れた同管内木古内町の一軒家やアパートで暮らしていた。このうち1人は、先月25日に病死。26日に11人が逮捕された後、担当者が木古内町の住居を訪れると、残る46人の姿がなかった。「もぬけの殻だった。(不法滞在が)ばれたと思ったのか、ブローカーに逃げるよう指示されたのか…」と首をかしげる。

 逮捕された中国人の暮らしていた一軒家の近くに住む男性(68)は「悪いことをしているようには見えなかった。冬なのに薄手の上着しか着てなくてかわいそうだなと思った」。近所の女性(71)は「日本語は話せなかったが、ごみの分別方法などを教えた。トラブルはなく、いい人そうだった」と驚いた様子だった。

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