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チェーン義務化、道内必要? スタッドレスタイヤが一般的

 大雪で自動車が立ち往生する恐れのある国道や高速道路でタイヤチェーン装着を義務づける新制度を今冬から導入するため、国土交通省が適用区間の選定を進めている。道内でも日勝峠や石北峠など、国道だけで約20カ所が検討対象。新制度は、昨冬に北陸や首都圏でスリップや脱輪により多くのトラブルが起きたことへの対応だが、降雪量が多くスタッドレスタイヤが一般的な道内にチェーン規制は適さないとの声は多い。

 チェーン規制は、国交省の有識者会議が大雪時の交通対策として提言した。あらかじめチェーン装着を義務づける区間を決め、警報レベルの大雪が見込まれた時に規制を発動。チェーンを装着せず大規模な交通障害を起こした場合、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金を科す。

 年内に決める適用区間の第1弾は、急勾配で立ち往生が起きやすい場所として定められた国道の「除雪優先区間」や高速道路のうち、チェーン着脱場がある場所などから選ぶ。日勝峠(国道274号)や石北峠(同39号)などの基幹道路が候補に含まれている。

 ただ、道内ではスタッドレスタイヤの装着が当たり前。スリップよりも視界不良が立ち往生の原因となることが多く、ドライバーからは「猛吹雪の中でチェーンの装着作業をする方が危険」との疑問が相次ぐ。東日本高速道路(ネクスコ東日本)幹部も「北海道・東北と、関東では状況が違う」と述べ、全国一律の規制に首をかしげる。

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