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秋篠宮さま、大嘗祭への国費支出に異論 政教分離の観点から

 秋篠宮さまは30日、53歳の誕生日を迎えた。これに先立ち、東京・元赤坂の宮邸で妻の紀子さま(52)と共に記者会見し、来年の新天皇の即位に伴う重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」に国費を充てることについて、憲法の政教分離の観点から「内廷会計(天皇の私的費用の内廷費)で行うべきだ」と異論を唱えた。宮内庁の山本信一郎長官らに伝えたが「話を聞く耳を持たなかった。非常に残念なことだった」とも述べた。皇族が政府の決定事項に異議を唱えたり、宮内庁幹部を名指しで批判したりするのは異例。

秋篠宮さま・紀子さまの発言の詳報

 政府は、新天皇となる皇太子さまが即位後初めて、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る大嘗祭を「公的な皇室行事」と位置付け、来年11月14~15日に執り行うことを決定。昭和から平成への代替わりの前例を踏襲し、皇室の公的活動費である宮廷費から経費を支出する。来年度予算に盛り込まれる予定で、金額はまだ決まっていない。

 秋篠宮さまは前回からの持論として「宗教行事と憲法との関係はどうなのか」と憲法解釈に触れ「できる範囲で身の丈にあった儀式が本来の姿」と主張。だが、こうした考えは宮内庁に受け入れられず「結局、踏襲することが決まっているが、すっきりしない感じを今でも持っている」と不満を示した。

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