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工房はまなすの美しい藍の色

工房はまなすの美しい藍の色

 夏から秋口にかけて白色衣類の漂白にはまっていた。塩素系漂白剤はおもしろいほど真っ白にしてくれて、手当りしだいに漂白剤につけこんではニンマリと。けれど、はっと気づけば紺色の部屋着まで脱色していた。袖口はもちろん、背中まで点々とピンク色に変色している。

 そうだ、染めちゃおう!地震後にタンスからおろしたダンボールには中途半端に草木染めをかじり、材料ばかり買い集めていたときの名残があるはずと、10数年ぶりに箱を開けてみる。ありましたよ、藍色染料が。色止め剤はないけれど、どうなるか実験しようっと。にわか染色家気取りでウキウキとお湯に溶かした染料に部屋着と色褪せた藍染めジャケットを浸し込む。ふふふ、染まってるみたい。お次ぎはすすぎとバケツに水を張る。水をかえること10回以上かかってようやく藍色の水の色は薄くなった。あ~~、結局すべて水に流してしまっただけ。その上、用心して扱ったはずの染料の微細な粉があちこちに散らばって、白い床に青いシミがつき、ぎゃーぎゃー言いながら拭いて歩くはめになってしまった。

 気落ちしながら思い出したのが「工房はまなす」さん。以前、「小世里のいいもの見つけた」という北海道新聞朝刊の連載で取材したことがある。札幌スタイルの認証を受ける藍染めグッズが人気の障がいがある人たちの事業所だ。せっかくお話を聞きながら、東日本大震災の影響で掲載できなくなったという経緯がある。

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