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JR苗穂新駅が開業 ボールパーク構想経て再開発

 新しいJR苗穂駅(札幌市中央区)が17日開業し、線路で分断されてきた苗穂地区は、新駅建設を機に札幌市が整備した自由通路で一つにつながった。1990年代前半には、駅北西部に野球場を核にした「ボールパーク(BP)整備構想」が浮上したこともあった同地区。時代は移り、今後は駅周辺でマンションなどの再開発が進む。

 新駅は旧駅の約300メートル西に建設。旧駅は南口しかなかったが、新駅は橋上化された上、線路をまたいで南北をつなぐ自由通路ができ、人びとの往来が可能になった。

 BP構想は、地元住民や企業などでつくる「JR苗穂駅北側地区再開発協議会」が中心になり、93年に検討を始めた。旧駅の北の苗穂工場などJR関連施設を苫小牧か岩見沢に移して一定の敷地を確保し、3万人収容の開閉式ドーム球場を建設、周辺も再開発する内容。JRの施設移転に300億円、球場の総工費に最大350億円と試算した。

 札幌のまちづくりの調査研究などを行うノーザンクロス(札幌)社長で、苗穂地区の住民組織のアドバイザーを務めてきた山重明さん(59)は、「カナダ・トロントにある世界初の開閉式ドーム、ロジャース・センターも視察に行った。本気で考えていたんですよ」と振り返る。

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