PR
PR

<9.6胆振東部地震 くらしを守る>地域住民つなぐメディア実感 緊急災害放送69時間半 函館・FMいるか 宮脇寛生局長

 災害時に、電気やガス、地元店舗の営業状況など、きめ細かな情報を発信し住民の生活を支えるコミュニティーFM局。日本で最初に開局した函館市の「FMいるか」は、9月6日の胆振東部地震発生直後から4日間、計69時間半にわたり通常の番組枠を変更して緊急災害放送を行った。ツイッターなどの会員制交流サイト(SNS)も活用しながら情報を伝え続けた宮脇寛生局長(50)に、地域住民をつなぐコミュニティーFMの役割や課題を聞いた。

■関係者に直接取材

 ――宮脇さんは午前3時7分の地震発生後、自宅から函館山ロープウェイ山麓駅内にあるスタジオに駆け付け、午前3時半から1人でマイクに向かい、緊急災害放送を始めたそうですね。

 「はい。スタジオに自動起動の自家発電機があり、中断なく放送できました。実は3年前、近くのビルから移転する際に導入したものです。移転前は手動起動の自家発電機を使っていましたが、重いケーブルを引っ張ってセットしなければならず、女性1人の時などは大変でした。スタジオの移転を機に更新を考えていた放送機器もありましたが、災害対策が優先だと考え、関連設備を含め1千万円ほどかけて新たな自家発電機を備えたのです」

残り:1953文字/全文:2455文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
ページの先頭へ戻る