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国重文の2点も展示 弘前藩歴史館で初の刀剣展

 4月にオープンした、青森県弘前市の高岡の森弘前藩歴史館で初めて、所蔵する刀剣を一堂に集めた「高岡の森の刀剣展」が開かれている。25日まで。

 同館は、弘前藩中興の祖とうたわれた4代藩主津軽信政公をまつる高照神社の隣地にあり、同神社の宝物を展示している。

 初代藩主為信が豊臣秀吉から拝領した「友成作」と、信政佩刀(はいとう)の「真守」の2点の国重要文化財をはじめとした刀剣27点や、常設史料も含めた計49点が展示されている。

 代々藩の心のよりどころとされてきた同神社には1877(明治10)年、為信が合祀(ごうし)された。その際、津軽家が「友成作」などを納めたのに続き、旧藩士たちも武具などを多数寄進したことで、津軽の宝が散逸せず、まとまって保存されてきた経緯がある。

 同館は、「枯らし」と呼ばれる建物の一定の乾燥期間を経て、文化庁との協議の末、国重文の展示が年間2カ月に限って可能となった。黒を基調とした内装の展示室では、スポットライトに照らし出される刀身が、神秘的な輝きを見せている。

 担当する学芸員の鶴巻秀樹さんは「鑑賞のポイントは姿形、刃紋、地金の三つといわれる。貴重な機会なのでぜひ見に来てほしい」と話している。

 一般300円、大学・高校生150円、小中学生100円。

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