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旧絵鞆小体育館棟「解体ありき」疑問も 市が売却認めず 市民団体、校舎棟保存へ署名継続

 売却に向け公募していた旧絵鞆小の円形校舎について室蘭市は8日、唯一応募した市民団体「旧絵鞆小活用プロジェクト」への売却を認めないとする審査結果を公表した。市は来年度以降、耐震性の低い体育館棟を解体する方向。近隣住民は建物損壊の危険性がなくなることを歓迎しているが、一部からは「市は解体ありきの姿勢」と疑問の声も根強い。

 「応援してくれた方に申し訳ない」。同団体代表の三木真由美さん(44)は、審査結果に悔しさをにじませた。「地域のために何ができるか引き続き考えたい」と話し、2棟ある円形校舎のうち解体されずに残る校舎棟の保存、有効活用などに関わる考えを示した。

 市は6日、同団体への売却が妥当か判断する審査委員会を開いた。同団体は、体育館棟のみを購入し簡易宿泊所として活用する計画を示したほか、校舎棟を賃借してカフェや物販スペースとして使用することも併せて提案した。

 市教委は「提案内容自体は悪いものではない」と評価したものの、「資金調達の面で不安があり、事業の実現性や継続性が低い」と判断。同団体の提案は、100点満点中60点の基準点に満たなかった。

 

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