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天候不順で作況不良、道産米ブレンドで勝負 「ゆめぴりか」認定品が不足

 天候不順に伴う道産米の不作で、ホクレンが新米の販売戦略の見直しに迫られている。主力品種の「ゆめぴりか」は十分な量を確保できない見通しで、テレビCMや販売促進イベントを縮小することを決定。ただ、首都圏などで高まる道産米の存在感を維持するため、道産ブレンド米の新商品を開発し、売り込みに力を入れる考えだ。

 「今年の水稲は厳しい作柄だが、北海道米のブランドを維持していきたい」。ホクレンの内田和幸会長は7日に東京都内で開いた「新米発表会」で、苦しい事情を明かした。

 今年は6、7月の天候不順で稲のもみ数が少なくなり、農林水産省が発表した10月の道内のコメの作況(平年=100)は90の「不良」。ゆめぴりかの昨年の収穫量は約8万7500トンで、タンパク質含有率などの品質基準を満たす認定品が97%を占めたが、今年は認定品が前年の半分以下になる可能性が強まっている。

 今年は「売りたくても売る米が少ない」(農協関係者)状況。人気タレントのマツコ・デラックスさんが出演する「ゆめぴりか」のテレビCMは、本年産の販売に合わせて新バージョンを製作したが、放映エリアや期間を前年から大きく絞り込んだ。

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