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余市町政安定へ町長が一手 副町長に元対立候補・細山氏選任

 【余市】6日の臨時町議会が副町長選任に同意した前町経済部長、細山俊樹氏(56)は、8月の町長選で当選した斉藤啓輔町長(37)の対立候補だった。外務省出身で留萌管内天塩町の副町長から転じた斉藤町長は、余市町役場生え抜きの細山氏を副町長に起用することで役場内の人心掌握に努め、町政の安定を図ったとみられる。

 斉藤町長は細山氏の起用について北海道新聞の取材に対し「余市町の事情や行政に精通し、副町長に最もふさわしい人材だと判断した」と説明した。細山氏は選任後、議場で「町民や町の発展のために職務にまい進していきたい」と抱負を述べた。細山氏選任の議決では共産党の議員など4人が退席した。

 庁内の取りまとめを担う副町長に細山氏が選任されたことに、役場内には安堵(あんど)感がある。幹部職員は「実務にたけ、職員の人望も厚い」と期待。一方で「町長と町職員、町内の各組織との板挟みで苦労するのでは」と指摘する声もあった。

 任期は7日から4年間。細山氏は町民福祉課長、農林水産課長などを経て4月から経済部長を務めた。任期満了に伴う町長選出馬のため、7月18日付で退職した。(川村史子)

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