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北ガス、LNG火発営業運転 20万世帯へ供給可能 オール電化に新料金プラン

 【石狩湾新港】北海道ガス(札幌)は11日、道内初となる液化天然ガス(LNG)火力発電所(石狩市、総出力7万8千キロワット)の営業運転を始めた。主力電源として約20万世帯分の供給が可能になり、ほぼすべての電力を自前で賄える態勢が整った。卸電力取引所など外部からの調達割合を下げることで、電力供給のコスト削減を図る。オール電化世帯向けの新料金プランも発表し、電力市場で攻勢をかける。

 LNG火発は石狩湾新港にある北ガスの石狩LNG基地に建てられた。近くのタンクに貯蔵しているLNGを気化させて、起動後10分以内に最大出力に達する高効率ガスエンジンで発電する。昨年4月に着工し、今年7月から試運転を行っていた。

 北ガスの顧客は約13万世帯。同社は自前のバイオマス発電施設などを備える一方、2016年時点で電力の約6割を他社の火力や、日本卸電力取引所(東京)に依存してきた。LNG火発の稼働を機に、同取引所からの調達をやめるなど、外部への依存度を下げるとともに契約件数の上積みを目指す。北ガスによると、仮に20万世帯分を同取引所からLNG火発に切り替えると、年間36億円のコスト削減につながるという。

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