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エレベーター備え急務 胆振東部地震 道内で閉じ込め被害23件 停止装置未設置25%

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 胆振東部地震が起きた9月6日、マンションやビルのエレベーターが緊急停止し、利用者が閉じ込められるケースが道内で23件あった。国は2009年、エレベーター新設の際、緊急時に最寄りの階で安全に自動停止する装置の導入を義務化。しかし、それ以前のものについては導入を求めているものの、法的義務がないことや、高い設置費用が障壁となり、全体の約25%が未整備という。国土交通省は9月下旬、業界団体に整備を急ぐよう求めた。

 エレベーター製造業者などによると、多くのエレベーターは震度3以上を感知すると緊急停止の可能性がある。国交省が日本エレベーター協会(東京)を通じて調べたところ、9月6日、地震に伴う揺れや停電により道内で緊急停止したエレベーターは約9200台。このうち階の間で止まったり扉が開かなくなったりして閉じ込められた例は23件。いずれも保守点検業者が救助し、けがはなかった。国交省は発生場所などの詳細を公表していない。

 北海道新聞が道内各地の消防を通じ人口上位12市を調べたところ、閉じ込められた人などが119番し消防隊員が出動した例は少なくとも9件。内訳は札幌5件、旭川、江別、室蘭、岩見沢が各1件、場所はマンション5件、雑居ビル3件、ホテル1件で、最長1時間半閉じ込められた。

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