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古里に笑顔届けたい 地震で延期、札幌公演に意欲 東京の道産子劇団

 東京在住の道内出身者でつくる演劇ユニット「道産子男闘呼(おとこ)倶楽部」が、胆振東部地震の影響で延期した札幌公演の実現に向け、準備を進めている。演じるのは、書き下ろしで初めて道内を舞台にした喜劇で、客演、劇作家、演出もすべて道内出身者。被害の大きかった胆振管内での上演も模索しており、部長で札幌出身の犬飼淳治さん(46)は「喜劇を見て、笑顔になってほしい」と意気込んでいる。

 男闘呼倶楽部は、都内で別々の劇団に所属する犬飼さんと登別出身の津村知与支(のりよし)さん(43)が「北海道と東京の演劇の懸け橋」を目標に2014年に結成した。公演ごとに集まって活動しており、15年に東京で旗揚げ公演を開催。昨年、初めて道内で上演した。

 今回の演劇「雪虫」は、札幌を離れて登別市の山中で暮らす元自衛官と連れ戻そうとする息子、ドメスティックバイオレンス(DV)から逃げ出してきた女性らが繰り広げる一夜の群像喜劇。当初は9月13~16日の札幌公演に向け、準備を進めていた。

 しかし公演1週間前の6日に地震が発生。札幌の劇場に被害はなかったが、余震が続き、計画停電になる可能性もあった上、「被災して来られない人もいるかもしれない」と、やむなく延期を決めた。

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