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二風谷アイヌ資料館に文化庁50周年表彰 民族研究の場、栄誉 故萱野茂さん収集の豊富な資料評価

 【平取】文化庁創立50周年を記念した表彰に町二風谷の萱野茂(かやのしげる)二風谷アイヌ資料館が選ばれた。アイヌ民族の貴重な資料を集めて展示し、研究者や観光客らに研究、学びの場を広く提供していることが評価された。館長の萱野志朗さんは「大変名誉なことでうれしい」と喜んでいる。

 同庁は文化振興に功績があったとして、道内では2個人、2団体を表彰。日高管内では同資料館が唯一選ばれた。

 1992年開館の同資料館は、アイヌ民族の文化伝承に生涯をささげた元参院議員の故萱野茂さんが集めた民具や木彫り、衣装など約4千点を展示している。2階は多数の著書を残した茂さんの書斎が再現され、世界の先住少数民族に関する資料もある。茂さんの次男の志朗さんは「父は酒もたばこもやらず、自費でコツコツと民具を買い求めた」と振り返る。「ガラクタを集めてどうする」との揶揄(やゆ)も意に介さなかったという。

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