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道内、売れる防災グッズ ストーブ一時品切れ

 胆振東部地震の経験を踏まえ、道民の防災意識が高まっている。ブラックアウト(全域停電)により、不自由な生活を強いられたことで日常の備えへの関心が高まり、ホームセンターで防災用品が飛ぶように売れている。特に冬の災害に備えたポータブル式ストーブが一時、品切れ状態に。個々の体験を共有して今後に生かすため、地震の対応を語り合う集いを開く住民もいる。

 「冬に停電したらと思うと、ぞっとした」。5日、札幌市東区のDCMホーマック光星店で乾電池式の灯油ストーブを購入した同区の大川一美さん(69)、るみさん(70)夫妻が語った。この日は最大震度5弱の余震が発生。夫妻は「(9月6日の)地震後に2日間停電が続いて、電気がいらないストーブが必要と思った。余震があったので買いに来た」

 同じくストーブを買った東区の野崎正輝さん(82)、正子さん(73)夫妻は「東日本大震災や熊本地震の被害を見聞きしても防災についてはどこか人ごとだった。しっかりと備えなければ」と話した。

 同店では、この1カ月、非常用の飲料水や家具の転倒防止ポールなどが通常の10倍以上の売れ行き。肌寒くなった9月下旬には乾電池式やカセットガス式のストーブが2、3日で約100台売れ、在庫が無くなったこともあった。函館市のジャンボイエロー亀田店でも地震以降、発光ダイオード(LED)タイプのランタンや、ポータブル式ストーブなどが一時、品切れになったという。

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