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金と文様の刀、枝幸高生驚きの発掘 5~9世紀の目梨遺跡 道内で出土例なし

 【枝幸】オホーツク文化期(5~9世紀)の宗谷管内枝幸町北部の目梨泊(めなしどまり)遺跡で、金で覆われ、文様が刻まれた刀装具と刀が発掘された。同文化期の道内の遺跡からは刀剣類が約40本見つかっているが、北海道博物館(札幌)の右代啓視(ひろし)学芸主幹は「9世紀以前の道内で、金と文様で装飾された刀の出土例はなく、大変貴重」と話す。見つけたのは調査に参加した枝幸高生で、思わぬ“お宝”に驚いている。

 オホーツク文化はサハリン南部から北海道北部~東部、千島列島にかけて存在した海洋狩猟民の生活様式。国の重要文化財319点を含む遺物約23万点が出土している目梨泊遺跡を、今年8月に枝幸町教委と札幌大の共同発掘チーム、枝幸高生7人が調査し、発見した。

 出土品は直刀(ちょくとう)(54センチ)と小刀(35センチ)、直刀のさや(木製)に付いていた「足金具」と呼ばれる刀を帯から提げるための銅製の留め金2個。直刀の「つば」(銅製)と足金具の1個は、いずれも金で覆われ花の文様が彫刻されていた。

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