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義足のタンチョウ初公開 釧路市動物園

 国の特別天然記念物のタンチョウの治療・保護活動を知ってもらおうと、釧路市動物園は園内の療養施設で義足のタンチョウ1羽を初めて公開している。近年、生息数が回復傾向にあるが、車と衝突したり、電線に引っ掛かったりする事故が絶えない。動物園は「タンチョウとの共生について考えて」と呼び掛ける。

 昨年8月に十勝管内大樹町の牧場で保護された雄のモモ。当時、生後4カ月とみられ、牛に蹴られて左脚を骨折し、皮1枚でつながっているような状態で動物園に運ばれた。

 獣医師の飯間裕子さん(38)が8月中に2度の手術を行い、長さ25センチ、直径5センチの自作の義足を付けた。

 動物園では1991年に当時の獣医師らが入れ歯に使われる樹脂「レジン」を材料に、タンチョウの義足を考案。これを基に飯間さんは入園した2009年以降、モモを含め、脚を負傷したタンチョウ4羽の義足を作った。野生への復帰は無理だが、モモを含む3羽が施設内で元気に生育。モモは気性がおとなしいため、今年8月に公開した。

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