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食品工場、選果場操業遅れ 南富良野で生産、出荷慌ただしく 胆振東部地震 節電の長期化を危惧

 【南富良野】胆振東部地震による停電に見舞われた町内の食品工場や選果場は操業を再開、農作物の収穫が最盛期を迎えて多忙を極めているが、生産や出荷の遅れに頭を悩ませている。長期の節電が強いられる見通しとなったことから、今後への不安の声も上がっている。

 「2年前の水害の時と違い、工場に直接の被害はなかったが、商品の納期で混乱が続いている」。幾寅地区でポテトチップスを製造する「シレラ富良野工場」の及川真也工場長は、ため息交じりに話す。

 10日に操業再開したが、トラックの手配が十分にできず、出荷が遅れている。水害では工場が浸水し、3カ月間操業できなかった。及川さんは節電の長期化を懸念する。「混乱が長引けば、企業の信用問題にもなりかねない。出荷体制と商品の流通が早く正常に戻ってほしい」と訴える。

 1日約20トンを出荷するニンジン選果場も作業が遅れている。集荷翌日に選果、箱詰めするが、停電で2日間停止したため、出荷が追いつかない。「作業時間を極端に長くすれば従業員が体調を崩したり、けがをしたりする危険も高まる。二次災害を防ぎつつ遅れを取り戻したい」としている。

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