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旭川家具ブランドの礎築く カンディハウス50周年 意匠重視に先見性

 旭川の家具製造販売「カンディハウス」が14日で創業50周年を迎えた。創業者の故長原実さん(2015年死去)は、いち早く家具デザインの重要性に気づき、世界に通用する旭川家具ブランドの礎を築いた。常に旭川家具業界の発展を目指し行動していた長原さん。その思いは同社や旭川家具工業協同組合の仲間に引き継がれている。

 赤い看板が目印のカンディハウス本社(永山北2の6)。駐車場からウッドチップを敷いた道をたどると50周年を記念し同社で開催中の「ファクトリーアウトレット」の会場に着いた。

 30日まで展示品などを格安で販売しており、デザイン性の高い椅子やテーブルが並ぶ。テーブルを探しに訪れた滝川市の公務員玉置玲子さん(58)は「デザインも作りもいい。気に入ったものがあれば一生ものにしたい」と話した。

 接客した同社営業担当で勤続45年の吉本道弘さん(64)は「家具は家族の思い出が刻まれる大切なもの。親子3代で使ってもらっている家具もあります」と目を細めた。

 旭川家具の歴史は、1898年(明治31年)の空知太(現砂川市)―旭川間の鉄道開通に始まる。近郊に豊富な森林を抱え本州から建具職人が集まり木工場を設立。家具製造を主要産業にと1915年(大正4年)に木工技術を教える木工伝習所が設立された。

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