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地域FM、生活情報伝え続ける ラジオニセコ・FMおたる 住民協力、感謝の声も

 胆振東部地震の発生後、後志管内の地域FM2局が情報発信に奮闘した。ラジオニセコ(ニセコ町)は少人数のスタッフが不眠不休で生活情報を伝え、FMおたる(小樽市)も機材の電源確保に苦労しつつ放送を続けた。

 ラジオニセコの宮川博之局長(46)は地震の直後、ラジオ局に急ぎ、午前4時前に放送を開始。今年入局した佐々木恵さん(40)、中鉢優月さん(23)も駆け付け、役場や警察から届いた停電や断水などライフライン情報を中心に伝えた。

 「落ち着くように」「まだ暗いので注意を」。聴き手に寄り添い、3人で交代しながら放送。「ニセコに今必要な情報を見極めながら話した」と佐々木さん。中鉢さんは「ふだん読まない文言なので言葉遣いに注意した」。特番は翌朝まで続いた。温浴施設勤務の30代女性は「給水所やトイレの情報が役立った」と振り返る。

 リスナーからはガソリンスタンドやコンビニなどの情報が寄せられた。「こういう状況だから明るい音楽を」との要望にも応えた。ニセコ駅前で夫婦で商店を経営する小松優喜恵さん(52)は「聴き手をリラックスさせようとする局の姿勢が伝わった」と話す。

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