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安心、電波に乗せ奮闘 北広島のFMメイプル 30分に1回情報

 【北広島】胆振東部地震による停電が続いた6日未明から8日にかけ、札幌圏の地域FM局が災害特別番組を組み、地域に密着したライフライン情報を市民に届け続けた。住宅地陥没などの大きい被害を受けた北広島市では、市内の地域FM局「FMメイプル」が、停電で災害の全容がつかめず不安を募らせる市民に情報を伝え続けようと奮闘していた。

 「地震だ」。6日未明、大きな揺れで飛び起きたメイプルの放送局長広岡敏郎さん(48)は慌てて放送局に向かった。物が散乱した局内で放送の準備を始めたが、間もなく停電に。備え付けの発電機を動かし午前9時半ごろに電力が確保でき以降、30分に1回のペースで市の停電情報や避難所の開設状況などを流し続けた。

 ところが、6日午後11時半ごろ、放送が中断した。メイプルは近くのNTTの基地局を経由して送信所にデータを送る仕組みだが、NTT基地局が停電の影響で停止してしまったためだった。19時間近くたった7日午後6時半ごろに復旧し、その後は現在まで避難者のための放送を続けるが、広岡さんは「住民に情報を知らせるのが私たちの使命。一時的にでも果たせず悔しかった」と振り返る。

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