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京極の水力発電、再稼働 胆振東部地震 節電目標、引き下げ14日判断

 北海道電力は13日、胆振東部地震後の電力不足を補うため、停止していた京極水力発電所(後志管内京極町、出力40万キロワット)の1号機(20万キロワット)を再稼働させた。需要がピークを迎える午後6時前後の時間帯に発電し、道内の電力供給の安定につなげる。14日には2号機(20万キロワット)も稼働し、最大供給力は12日までの353万キロワットから計40万キロワット(11%)上積みされる予定で、需給逼迫(ひっぱく)状況は一定程度改善される見通しだ。

 道内の13日の最大電力需要は午後6時台の335万キロワット。老朽化した火力発電所などをフル稼働させて供給力を確保していることなどから、北電や経済産業省は2割の節電を呼び掛けている。同省資源エネルギー庁は13日、節電目標を14日午後にも見直すかどうかを判断する考えを示した。京極発電所2基が稼働した後の電力需給状況を見極めた上で、週明け18日以降の目標を引き下げる可能性が高まっている。

 京極発電所は、電力需要が少ない深夜に水を上部のダムにポンプでくみ上げ、需要が多い時間帯に下部のダムに向け水を流して水車を回し発電する「揚水式」と呼ばれる仕組み。24時間稼働する泊原子力発電所(後志管内泊村)の夜間電力を有効活用するため、2014年に運転を開始した。2基がフル稼働した場合、上部ダムに水を全量戻すのに12時間を要し、発電は9時間できる。発電時間は限られるが、電力需要に応じて送電できる利点がある。

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