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明かりとラジオ必需品 水と食料、家に10日分 胆振東部地震の教訓 釧路の防災士・辻川さんに聞く

 大規模停電が発生し、釧路・根室管内でも市民生活に大きな混乱をもたらした胆振東部地震。日ごろ警戒が薄かった停電時の対応を含め、家庭や職場などで必要な防災の備えについて、日本防災士機構認証防災士で釧路市のNPO法人くしろ・わっと事務局長の辻川実さん(44)に聞いた。

 停電時の必需品として、辻川さんが挙げるのはヘッドライトや懐中電灯、小型ラジオ。明かりの確保には、両手が空くヘッドライトを特に勧める。ラジオは通信が途絶え、テレビやパソコンが使えない際、貴重な情報源となる。辻川さんは「災害の続報や政府などの対応をNHKニュースで、地元に密着した生活情報を地域FM局で、と細かに収集できる」と話す。電源となる電池は、交換2回分程度の買い置きが理想だ。

 今や生活に欠かせない存在となったスマートフォン。釧路市が開設した自主避難施設には、充電を求める市民や旅行者らが殺到した。携帯バッテリーや充電器があれば安心だが、辻川さんは「まず『機内モード』に切り替えて」と話す。スマホには通信環境に応じて、電波を探す機能があり、検索が続けば電力を消費する。辻川さんは「スマホは家族や友人と直接つながる連絡手段。電源温存の工夫を確認して」と促す。

 電器店などでは車で使えるシガーソケット式充電器も販売している。辻川さんは「万一の時に重宝するが、日ごろからこまめに車の燃料補充を」と呼び掛ける。残量が半分以下となれば給油する習慣をつけたい。

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