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川内の魅力を絵画で 若手創作家3人滞在 むつ

 若手アーティストが滞在し、絵画の制作を通じて美しい風景など地域の魅力を発信するプロジェクトが今月、青森県むつ市川内町で行われている。10日は、市川内庁舎で小学生を対象にした草木染教室が開かれた。

 むつ市が初めて取り組む事業。いずれも東北芸術工科大学(山形市)芸術工学研究科芸術文化専攻修士課程2年の國府田姫菜(ひめな)さん(茨城県出身)、鈴木咲穂(さほ)さん(長野県出身)、神谷恵さん(神奈川県出身)の3人が招かれ、川内地区に滞在している。

 同大と同市は以前から、高校生を対象にした出張授業などで連携しており、希望する学生の中から3人が選ばれた。3人はそれぞれ9月初旬から20日間滞在し、川内地区での経験を基にした100~130号の日本画や洋画を制作。完成し次第、川内で公開する。

 10日は市川内庁舎で事業のオープニングセレモニーが行われ、宮下宗一郎市長が「アーティストの視点を通じ、地域の魅力を再発見することができる」とあいさつ。招待された3人は「地域の歴史、伝承、文化を伝えられる絵画を描けたら」(國府田さん)、「美しい景色を見た感動を伝えたい」(鈴木さん)、「海と川と山がすぐ近くにあり、自然が豊か。自分の作品の幅を広げたい」(神谷さん)と抱負を語った。

 川内小5、6年生を対象にした草木染教室では、ヤマブドウなどから抽出した染料でハンカチを染める体験を指導した。6年生の中山ひよりさんは「どんな風に染まるか楽しみだし、緊張する。ハンカチは大切にしたい」と話していた。

 15、16日は市川内庁舎で3人のスケッチ画の展示、19日は同庁舎で地域の人たちとのふれあいトーキングが行われる。

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