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生乳廃棄被害3000万円超 上川北部3農協 停電で乳量減、病気も

 胆振東部地震による大規模停電で、上川北部でも、生乳工場が一時停止し、搾乳作業に支障が出た酪農家の多くが生乳を廃棄せざるを得なかった。被害総額は3農協で少なくとも合計3千万円を超す見通しだ。電力は回復し、出荷を再開したものの、牛が病気になったり、搾乳のペースが落ちたりしている農家も出ている。停電発生から13日で1週間になるが、影響はなお続く。

 美深町郊外の恩根内地区で経産牛約80頭を飼育する鈴木勉さん(75)は、5日夜から7日に搾った生乳約3・5トンを廃棄。停電の影響で、復旧後も搾乳のペースが崩れ、現在の乳量は1日1・5トンと、停電前と比べ、250キロ以上も少ない。鈴木さんは「停電前の乳量にいつ回復するだろうか」と不安を口にする。各農家に搾乳用の発電機を設置して回った北はるか農協畜産課の担当者は「今後、生産者も含め非常時の対応策を検討したい」。

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