PR
PR

「道産品入らぬ」首都圏の物産展・スーパー困惑 販売縮小

 胆振東部地震の影響が道外の小売りにも波及している。東京都内の百貨店で行われた北海道物産展では物流が滞ったことで追加商品が届かず、終了時間を待たず販売を終える出店者が続出。停電で大手乳業メーカーが道内工場での生産を一時停止したことで、都内のスーパーでは牛乳やチーズなどが品薄となっている。

 「商品がなくなり、受注販売に切り替えた」。マルダイ水産(根室)の渡辺崇史・札幌事業部清田店課長は空の冷蔵ケースを前に肩を落とした。京王百貨店新宿店の物産展「大北海道展」でカニを販売していたが、地震で物流が滞り追加商品が届かず、6日にはなくなった。残っていた冷凍ホタテやかにみそ缶も8日になくなり、カニの注文販売のみを行った。

 胆振管内安平町の工場で生ハムなどを製造する春雪さぶーる(札幌)や菓子製造販売の北菓楼(砂川)なども11日午後6時の大北海道展終了前に商品がなくなり店じまい。京王百貨店の広報担当者は「商品が追加できないことなんて、めったになかった」と驚く。

 道産品アンテナショップ「北海道どさんこプラザ有楽町店」も11日には、ソフトクリーム、カップ麺、ジンギスカン、チョコレートなど一部商品が欠品に。商品が届かずアイコファーム(後志管内仁木町)のトマトジュース販売の催事は2日遅れの11日にようやく始めることができたという。

残り:240文字/全文:801文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
どうしん電子版のご案内
北海道新聞 購読の申し込みはこちらから
新聞配達スタッフ募集
ページの先頭へ戻る