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川崎戦 果敢にボール奪取を

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 北海道に甚大な被害をもたらした胆振東部地震。胆振管内厚真町にあるグラウンドはシニアリーグの会場として、しょっちゅうお世話になっていたので本当にショックである。サッカーをやっている場合ではないかもしれないが、札幌の選手たちにはグラウンドで結果を出して、いいニュースを北海道に伝えてほしい。

 そして地震の影響で中止となった札幌ドームでの日本対チリ戦。道サッカー協会や関係者の努力が水の泡となってしまった。代表戦を札幌に誘致するために相当な苦労があったはず。新生森保ジャパンの船出とあって、注目度が非常に高かっただけに残念でならない。

 試合中止による損害額が気になるところだが、命と安全には替えられない。北海道復興の手助けとして改めて札幌ドームでの代表戦開催を、日本サッカー協会の田嶋幸三会長にはお願いしたい。

 幸いにも宮の沢のグラウンド、クラブハウスは無事でトレーニングには支障がない。4日間のオフが地震の影響で6日間と延びたが、次節15日の川崎戦への準備、アウェーへの移動等も問題はないだろう。選手はサッカーができるありがたみを感じているはずなので、いいゲームができるのではないか。

 三好がアジア大会から戻ったが、川崎からの期限付き移籍なので契約上の理由で川崎戦には出場できない。アジア大会では主将を務め、精神的にもたくましくなった彼のプレーを早く見たかったのだが。三好が不在中もチームは逆転勝ちなど粘り強く戦って3連勝。都倉が4戦連発ゴールを決め、駒井を1.5列目のポジションに動かしたりして三好の穴を埋めてきた。

 今回、敵地での川崎戦はどうだろうか。前回の厚別での対戦では力の差を見せつけられた。華麗なパス回しでボールの取りどころを与えてもらえず完敗。家長、中村、大島でつくる中盤は三好が川崎に戻っても割り込む隙がないと思わせるほどの連係だった。

 今回は大島がケガで欠場するが、その代わりに代表に追加招集された守田が自信をつけたプレーを見せるはず。川崎に対しては怖がらずに前からプレッシャーをかけてボールを奪いにいく姿勢が大事。下がって中途半端な守備ブロックになると高い技術のパス交換で突破される。

 ボランチの宮沢と深井が守田を上回るハードワーク、ボール奪取をすることが必要だ。川崎は先日のルヴァン杯で鹿島に敗れ、チーム状態は良くないはず。おまけに11日のコスタリカ戦に3人を招集され、チームは万全でないはず。札幌がつけいる隙はあるだろう。(平川弘=サッカー解説者、元日本代表)

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