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相穴熊の戦いに 王位戦第6局

 将棋の菅井竜也王位(26)に豊島将之棋聖(28)が挑戦している第59期王位戦7番勝負(北海道新聞社主催)の第6局が10日午前9時、神奈川県秦野(はだの)市の「元湯 陣屋」で始まった。

 将棋界の次代を担う俊英同士の対決は、ここまで菅井の3勝2敗。菅井がこのまま初防衛を果たすか、二冠を目指す豊島がタイに戻すか、注目の大一番を迎えた。定刻になり、立会人の先崎学九段の合図で、先手番の豊島が2六歩と指し、2日間にわたる戦いの火ぶたが切られた。

 第2、第4局と同じく豊島は2五歩(3手目)と突いて後手に3三角(4手目)と指させ、菅井が得意とする中飛車戦法を封じる作戦を取った。対する菅井は四間飛車に振ると、9一玉(18手目)と穴熊囲いを選択。豊島も6六角(19手目)から9九玉(23手目)と、本シリーズ初の相穴熊の戦いになった。

 先崎九段は「豊島棋聖の6六角は工夫の一手で、じっくりとした展開になった。菅井王位の方が積極的に動きだす可能性を秘めた局面」と解説した。

 持ち時間は各8時間。初日は午後6時で指し掛け、手番が封じる。2日目の11日は午前9時に再開し、夜までに決着する見通し。

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