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【ライフライン】新千歳平常運航/特急カムイ再開

 胆振東部地震の発生に伴う道内の停電や断水は、ほぼ復旧したが、胆振管内などの一部で依然、続いている。JRの運休や通信への影響も残る。10日正午までの復旧状況や被災者向けの情報は次の通り。
■電気

 道や北海道電力によると、道内全295万戸で発生した停電は全域で復旧が進んだが、なお胆振管内厚真町の385戸と同管内安平町18戸の計403戸で停電が続く。土砂崩れによる道路の寸断などで復旧作業が困難となっているため。
■水道

 道によると、1市4町で断水が続いている。全面断水は厚真町の約2100戸。一部断水は次の通り。

 札幌市61戸、安平町3222戸、胆振管内むかわ町826戸、日高管内日高町2087戸
■通信

 NTT東日本北海道事業部によると、土砂災害で通信施設が倒壊した厚真町の一部の地域の固定電話約100回線を除き、不通になっていた固定電話とインターネット回線は回復。100回線の復旧の見通しは立っていない。NTTは道内全域で公衆電話を無料で利用できるようにしている。

 携帯大手3社は岩見沢市や厚真町などで通信障害が発生しており、NTTドコモは10市町、KDDI(au)は63市町村、ソフトバンクは13市町村でつながりにくい状況となっている。
■病院

 道などによると、約4千ある道内の病院や診療所の診療体制は、断水している地区の一部を除き通常に戻っている。
■道路

 道などによると、国道453号の札幌市南区滝野―千歳市幌美内間と、厚真町内などの道道10路線13区間が通行止め。高速・高規格道路は日高道の鵡川IC(インターチェンジ)―日高厚賀ICが9日開通し、通行止めは全て解消された。
■鉄道

 JR北海道は9日、特急列車のカムイとライラック(いずれも札幌―旭川)、オホーツク(札幌―網走)、大雪(旭川―網走)、スーパー北斗(札幌―函館)、すずらん(札幌―東室蘭)の運行を再開した。

 ただ、節電に協力するため減便を行い、10日午後はカムイとライラックの計10本、すずらんの計5本を運休する。減便は2週間程度続く見通し。

 一方、宗谷(札幌―稚内)とサロベツ(旭川―稚内)は少なくとも11日まで、スーパーおおぞら(札幌―釧路)とスーパーとかち(札幌―帯広)は少なくとも12日まで、いずれも運休する。
■札幌市営地下鉄・市電

 札幌市交通局は10日から、節電対策として、平日午前9時半~午後4時半に市営地下鉄を1日あたり計30本、路面電車(市電)を同15本運休する。
■航空

 新千歳空港は、関西空港の滑走路閉鎖の影響などによる欠航便を除き、国内線、国際線ともに平常運航。
■学校・幼稚園

 道教委によると、10日は公立幼稚園、小中高校、特別支援学校全1973校のうち、札幌や胆振管内を中心に182校が臨時休校した。胆振管内は全142校のうち20校が臨時休校。このうち、厚真町の小中学校は授業再開の見通しが立っていない。厚真高は14日まで臨時休校する。安平町の小中学校は12日まで臨時休校。追分高の授業再開は未定。むかわ町は10日は全小中高校が臨時休校。苫小牧市の小中学校は10日、通常授業を再開。千歳市の小中学校は10日は午前中のみ授業を行う。

 札幌市教委によると10日は全320校のうち小学校78校、中学校7校、高校・中等教育学校1校、特別支援学校2校、幼稚園2園の計90校が臨時休校。また、11日まで給食を提供できず、多くの学校が午前のみ授業を行う。

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