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北海道における節電対策について(経済産業省発表) 主な内容

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 「北海道における節電対策について」(経済産業省発表)の主な内容は次の通り。

 1・北海道における節電のポイント
・9月の平日では電力需要が増加するのは8時30分~20時30分(節電コア時間帯)であり、この時間帯に最大限の節電対策を進めることが肝要(他の時間帯の節電は効果が無い)
・大規模停電を避けるため、節電コア時間帯に道内全域で平常時よりも1割程度の節電(東日本大震災後の節電目標並み)が不可欠。
・老朽火力発電設備の故障等のリスクや病院・上下水道等の節電困難な施設があることも踏まえ、家庭・業務・産業の各部門に対し、節電コア時間帯において平常時より2割の節電を目指すことを要請。

 2・節電の基礎知識
・家庭・業務部門においては、照明の消費電力が占める割合が最大。

 3・家庭の節電対策
・家庭での使用機器別消費電力量を見ると、照明が最大。テレビ、冷蔵庫、温水便座、炊飯器などの待機電力も無視できない。
・家庭内での節電に取り組むことで大きな効果が期待できる。(照明、テレビ、冷蔵庫の対策で11%減)
・集合住宅ではエレベーターの利用を控えることによる節電も効果あり。
<家庭の節電メニュー>
《1》照明 不要な照明をできるだけ消す。(照明の3割程度を消灯した場合7%)
《2》テレビ 省エネモードに設定するとともに、画面の輝度を下げ、必要な時以外は消す。(標準→省エネモードに設定し、使用時間を3分の2に減らした場合2%)
《3》冷蔵庫 冷蔵庫の設定を「強」から「中」に変え、扉を開ける時間をできるだけ減らし、食品を詰め込み過ぎないようにする(2%)
《4》温水便座 温水のオフ機能、タイマー節電機能を利用する。前記の機能が無い場合、使わない時はプラグを抜く(どちらかで1%)
《5》炊飯器 早朝にタイマー機能で1日分まとめて炊いて、冷蔵庫や冷凍庫に保存する(3%)
《6》待機電力 リモコンの電源ではなく、本体の主電源を切る。長時間使わない機器はコンセントからプラグを抜く(3%)

 4・業務の節電対策(オフィスビル等)
・業務用での使用機器別消費電力量を見ると、照明が占める割合が非常に大きく、空調、OA機器での利用が続く。
・照明を半分程度間引きする、使用していない会議室や廊下などは消灯を徹底する、エレベーターの利用を控える=お年寄りの方、体の不自由な方等を除く=など、可能な限りの取り組みを要請する。
<業務の節電メニュー>
・照明 執務エリアの照明を半分程度間引きする(15%)、使用していないエリアは消灯を徹底する(4%)
・空調 執務室の室内温度を28度とする(3%=+2度の場合)、使用していないエリアは空調を停止する(1%)
・OA機器 長時間席を離れるときは、OA機器の電源を切るか、スタンバイモードにする(3%)

 5・産業の節電対策(製造業等)
・要抑制量調整供給を結んでいる需要家を中心にすでに事業面での節電を協力いただいているところであるが、照明の節電、8時30分から20時30分の稼働をシフトすることによる電力ピーク抑制等の組み合わせにより、可能な限りの取り組みを要請する。
・自家発保有企業はその最大限の活用が需給上極めて重要。自家発の出力最大化や生産活動の調整により、系統電力の使用を極力抑えることが重要である。
<産業の節電メニュー>
・照明 使用していないエリアでの消灯を徹底する。
・空調 工場内の温度を28度とする。
・生産設備 不要または待機状態にある電気設備の電源をオフにする。
・稼働シフト 事務作業等の時間を調整し、電力ピークをシフトする。需給調整契約(料金インセンティブ)に基づくピーク調整、操業シフト。

 6、7(略)
【分野別の取り組み事例】
(1)卸・小売店の節電対策
・卸・小売店においては、電力消費のうち、空調が約48%、照明が約26%、冷凍冷蔵が約9%を占める。
・卸・小売店の節電対策は、日中(9時~20時)における空調、照明、冷凍冷蔵の電力使用を見直すことが非常に効果的。
<節電メニュー 四つの基本アクション>
・照明 店舗の照明を半分程度間引きする(節電効果目安13%)、使用していないエリアや不要な場所の消灯を徹底する(2%)
・空調 店舗の室内温度を28度とする(4%=+2度の場合)
・OA機器 業務用冷蔵庫の台数を限定。冷凍・冷蔵ショーケースの消灯、凝縮器の洗浄を行う(1%)
(2)食品スーパーの節電対策
・食品スーパーにおいては、電力消費のうち、冷凍冷蔵が約35%、空調及び照明が約49%を占める。
・食品スーパーの節電対策は、日中(9時~20時)における空調、照明、冷凍冷蔵の電力使用を見直すことが非常に効果的。
<節電メニュー 五つの基本アクション>
・照明 店舗の照明を半分程度間引きする(節電効果目安11%)、使用していないエリアや不要な場所の消灯を徹底する(2%)
・空調 店舗の室内温度を28度とする(1%=+2度の場合)。使用していないエリアは空調を停止する(1%)
・OA機器 業務用冷蔵庫の台数を限定。冷凍・冷蔵ショーケースの消灯、凝縮器の洗浄を行う(5%)
(3)医療機関の節電対策
・医療機関においては、電力消費のうち、空調が約38%、照明が約37%を占める。
・医療機関の節電対策は、日中(9時~20時)における空調、照明の電力使用を見直すことが非常に効果的。
<節電メニュー 五つの基本アクション>
・照明 事務室の照明を半分程度間引きする(節電効果目安4%)、使用していないエリアは消灯を徹底する(4%)
・空調 病棟、外来、診療部門、厨房(ちゅうぼう)、管理部門ごとに適切な温度設定を行う(1%=+2度の場合)、使用していないエリアは空調を停止する(1%)、日射を遮るために、ブラインド、遮熱フィルム、ひさし、すだれを活用する(1%)
(4)ホテル・旅館の節電対策
・ホテル・旅館においては、電力消費のうち、空調が約26%、照明が約31%を占める。
・ホテル・旅館の節電対策は、日中(9時~20時)における空調、照明、冷凍冷蔵の電力使用を見直すことが非常に効果的。
<節電メニュー 三つの基本アクション>
・照明 客室以外のエリアの照明を半分程度間引きする(節電効果目安13%)
・空調 使用していないエリアは空調を停止する(1%)、ロビー、廊下、事務室等の室内温度を28度とする(1%=+2度の場合)
(5)飲食店の節電対策
・飲食店においては、電力消費のうち、空調が約46%、照明が約29%、厨房機器等で約22%を占める。
・飲食店の節電対策は、日中(9時~20時)における空調、照明、厨房機器等の電力使用を見直すことが非常に効果的。
<節電メニュー 三つの基本アクション>
・照明 使用していないエリアや不要な場所の消灯を徹底し、客席の照明を半分程度間引きする(節電効果目安40%)
・空調 店舗の室内温度を28度とする(8%=+2度の場合)
・厨房 冷凍冷蔵庫の庫内は詰め込みすぎず、庫内の整理を行うとともに、温度調節等を実施する(3%)
(6)学校の節電対策(略)

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