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発電機、室内では危険 上富良野でCO中毒死

 【上富良野】胆振東部地震による停電が続いていた上富良野町の住宅で7日、一酸化炭素(CO)中毒で死亡した自営業の男性(70)は、閉め切った室内でガソリンを燃料とする発電機を動かしていた。業者は事故防止のため屋外で使うよう呼び掛けている。

 富良野署によると、男性は1人暮らし。訪れた知人が7日朝、男性が1階居間のソファであおむけになっているのを発見した。

 居間の隣の店舗に、ガソリンを使い切った発電機があり、コードが電灯とテレビにつながっていた。発見時はドアも窓も閉められていた。発電機の不完全燃焼による一酸化炭素中毒とみられる。北海道電力旭川支店によると、男性が住む地域の停電が解消されたのは7日午前1時すぎだった。

 町内に住む妹(68)によると、発電機は6日、町内の知人から借りた。日中は仕事のため外で使い、夜に室内へ移した時は換気のためドアを開けていたという。妹は「兄は『夜に発電機を使ったら音で近所迷惑になる』と言っていた。音を気にしてドアを閉めたのかもしれない」と推測する。

 電動工具大手マキタ旭川営業所の葛西健志さんによると、今回の停電で発電機は品薄状態という。「家の中で車のエンジンを動かすようなもので危険。絶対に外で使って」と呼び掛ける。上富良野町の桜井友幸危機管理員は一酸化炭素中毒のほか、火災や感電の危険もあるとして「近くに可燃物を置かない。燃料を補給するときはエンジンを切ってほしい」と話す。(古市優伍)

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