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大揺れ生活引き裂く 死亡4人、被害甚大 東胆振・日高

 東胆振・日高の各市町のまとめによると、6日午後5時現在、厚真町で2人、むかわ町で1人、新ひだか町で1人の計4人の死亡が確認されるなど甚大な被害が発生した。

 「最初はダンプカーが通ったように大きくドンドンと縦揺れがあった。電線や電柱などあらゆるものが揺れ、とても怖かった」。厚真町上厚真の新聞販売所経営の佐藤耕一さん(52)は恐怖の瞬間を振り返った。町内では地震で大規模な土砂崩れが発生。吉野地区などで多くの建物が巻き込まれ、30人以上の安否が分かっていない。

 震源に近かったむかわ町でも1人が死亡し、70人以上が負傷。家屋倒壊も5軒にのぼった。穂別地区では全域で断水となった。穂別中の避難所では給水や炊き出しが行われ、小学生の子ども2人と避難した主婦小林夏希さん(36)は「水や電源が避難所にはあるが、まだ何が不足なのか混乱している。余震、本震の可能性もあるので今夜は避難所で過ごす」と話した。

 安平町では、早来地区で建物5軒が全壊。厚真と結ぶ道道千歳鵡川線では道路が隆起し、通行できなくなった。町商工会の前田淳一事務局長(62)は「ロッカーのファイルは全部落ち、明日以降の業務ができない。台風に続いて地震も来るとは」と肩を落とした。

 苫小牧港東港区では苫小牧国際コンテナターミナルでコンテナが傾き、フォークリフトで直す作業が行われたほか、一部で地面が液状化し、同ターミナルは終日閉鎖となった。

 新ひだか町では午前10時すぎ、アパートで男性(55)が室内で倒れているのを同僚が見つけ、死亡が確認された。

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