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建物損壊430件、JR760本運休 道内の台風被害

 5日朝にかけて北海道付近を通過し温帯低気圧に変わった台風21号は、道内に大きな被害をもたらした。後志管内倶知安町で最大瞬間風速42・4メートルを観測するなど記録的暴風が吹き荒れ、住宅や学校など建物の損壊が53市町で434件発生。札幌や滝川など5市で計6人がけがをした。6日午前0時現在で17市町の約3270戸で停電が継続。JRは札幌駅発着の快速や特急が夜まで運転を見合わせるなど計769本が運休し、約19万人に影響が出た。

 最大瞬間風速はオホーツク管内遠軽町白滝で35・8メートル、江別市で33・1メートルなど道内22地点で観測史上最大を記録。道によると、苫小牧市など46市町で屋根が飛ばされるなど住宅や倉庫などの建物386軒が損壊。恵庭市の小学校で屋根が剥がれるなど17市町48校の学校施設でも被害が出た。空知管内長沼町によると、町内のビニールハウス約800棟の損壊が確認され、農業被害も広がった。

 最大瞬間風速32・8メートルを記録した札幌市では厚別区の道道で街路樹が倒れて車にぶつかり、運転中の50代男性が頭に軽いけがをした。滝川市では80代女性が屋外階段で風にあおられ転倒し肋骨(ろっこつ)を骨折。道によると、北広島、旭川、函館の3市でも計4人が負傷した。

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