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津軽塗の技術継承を 研修生に弘前の3人

 青森県漆器協同組合連合会(石岡健一会長)は3日、弘前市伝統産業会館で「津軽塗後継者育成研修事業」の開講式を行った。今回は木村崇宏さん(33)、佐々木史生さん(38)、鈴木淳子さん(42)=いずれも弘前市=が研修生となり、津軽塗の職人を目指す。

 同事業は県漆器協組連合会が津軽塗伝統工芸士会、市と連携し2007年度から行っており、現在は2人の研修生が学んでいる。

 研修は週3日間行われ、新たに研修生となった3人は、3年半の間、同伝統工芸士会メンバーの指導の下、木地作りや道具の使い方、塗りの技術などを学ぶ。

 開講式には新研修生をはじめ関係者14人が出席。石岡会長が「津軽塗業界に3人の仲間ができ喜ばしく思う。技術をしっかり磨いて、私たちと一緒に津軽塗を全国、世界へPRしていく立場になっていただきたい」と激励した。

 木村さんは東京出身で、「伝統のものに関わる仕事がしたい」と今年春に同市へ。「技術を学ぶことは大変だと思うが、壁にぶつかっても諦めずに、一人前の塗り師になることが目標」と話した。

 「人を引き付けるような模様に興味があった。伝統の津軽塗に携わっていけるのは弘前市民の誇り」と話す佐々木さんは「作るだけでなく発信して、次の世代へ伝えていくことができる職人になりたい」と抱負を語った。

 鈴木さんは「津軽塗を触って使ったときに、使い心地が良かった」と職人を目指すことになったきっかけを振り返り、「伝統工芸士となるとともに、津軽塗の本を出版して、みんなに広めていきたい」と話していた。

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