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旭川飲酒死亡事故、二審も危険運転認め懲役10年 札幌高裁、身体面影響も認定

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 旭川市内の国道で2016年5月に発生した飲酒運転による死亡事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の罪に問われた農業石崎勝彦被告(53)=上川管内東川町=の控訴審判決が30日、札幌高裁であった。登石郁朗(といしいくろう)裁判長は懲役10年(求刑懲役14年)とした一審旭川地裁の裁判員裁判判決を破棄した上で、争点だった危険運転致死罪の成立を認め、改めて懲役10年を言い渡した。

 登石裁判長は判決理由で「衝突の約7秒前から認識可能だった前方の中央分離帯に衝突するなど、正常な運転が困難な状態だった」と指摘し、飲酒に伴う精神面、身体面双方への影響があったと認定。精神面への影響だけで危険運転致死罪の成立を認めた一審判決は事実誤認と法令解釈の誤りとして、破棄は免れないと判断した。

 一審判決が「同種事件と比べ悪質とまでは言えない」とした刑事責任については「相当量を飲酒して運転するなど犯行態様は極めて危険で、重い部類に入る」と指摘。石崎被告が一審判決後、被害者遺族に被害弁償したことを考慮した上で、懲役10年が相当とした。

 

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